≪肖像権侵害≫によるツイッター社へのIPアドレス開示命令
ツイッターで画像悪用し偽投稿 IPアドレス開示命じる
朝日新聞デジタル 10月14日(水)20時45分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151014-00000061-asahi-soci
デマツイートの「肖像権」を巡り東京地裁が異例の情報開示命令
http://blogos.com/article/139354/
長女の画像を悪用して偽の投稿をツイッターに書き込まれ、
肖像権が侵害されたとして、新潟市の大嶋陽(あきら)さん(37)夫妻が
発信者情報の開示を米ツイッター社に求めた仮処分の申し立てに対し、
東京地裁は9月30日、プロバイダーのIPアドレスを開示するよう
同社に命じた。大嶋さんが14日、新潟市内で会見し、明らかにした。
→今回の事案から、
肖像権侵害を元に、発信者情報開示命令が出るという初めてのケースです。
問題はここからtwitter社がしっかりと開示に応じるかどうか、
また応じたとして、しっかりと本人特定まで及んだかどうかが
本ニュースから解らない点は問題だと思います。
IPアドレスは判明しても、本人特定に至らないケースもある点は、
気を付けなければなりません。
今後も動向は注視していきます。
「肖像権」は実に微妙で上記のブログにも記載があるように、
近年では実の子供のスナップ写真も問題とされてしまうケースが今後も増えそうです。
子供の写真の管理は特にSNSにアップする段階においては、
公開非公開の設定は勿論、
子供が大人になった際に、
それらが拡散されている状態をどこまで許容するかなど、
その段階においては考慮できないのが通常です。
もっと考えるべき点が多くあるように思えます。