評判管理を考えるときに基本的にはクライアントのどこの部署が窓口となって対応するべきか、考えてきました。
過去実績、経験を踏まえると、どこの部署が正しいか、という正解はないように思いました。
むしろ、評判管理は各部署間での横断的な意思決定構造を組成し、一体となって考慮し、解決すべき問題であると考えられる。
特に意思決定構造が重要で、そこを見誤ると当事者意識のない社員が増加した結果、企業の評判が悪化していることが多いです。
したがって、理想を申し上げるならば、
弊チームは外部組織なので一定の距離感を保ちつつ、
会長及び社長、社長室の直下で意思決定者に提言を差し上げる立ち位置での専門チームを組成された方が情報の共有がしやすく、より実効的に解決しやすい側面があります。
左図は一般的な企業の組織図を示しましたが、クライアントのお取引窓口は、会長及び社長が最も多く、次にいずれかの部署のトップであることも多い。
レピュテーションリスク局面の場合は、
主に社長室、総務部、人事部、広報部が対外交渉や評判管理の懸念に対応していることが多く見受けられます。
各事例によって、どこの部署であったかもマークしていきます。