最新の「評判管理対策」および「誹謗中傷対策」の傾向について
ここ最近の「誹謗中傷対策」についてです。
主に「サイトの削除」という一つの範囲においては、
現時点では2chやfc2ブログなどの削除はできない状況となっております。
これはそれぞれが経済的事情や背景があるからであり、裁判所の決定なしでは動かないです。
問題はこれらへの対策の方法はないのかという点ですが
結果から申し上げるにSEOとwebPRを使った対策で順位を下げることは十分可能ではありながら
根本的な「削除」は「裁判外」では不可能に近いといえます。
一方、他のプロバイダなどについては多くはプロバイダ毎に削除のガイドラインを設けており、
一昔前と違って、対応窓口が存在しているところが多いため、比較的に容易に対応できる傾向にあります。
これらは弁護士や対策業者に頼らずして、自社内で対応できる事柄も多いといえます。
御相談は無料で対応しますので、お困りの方はお問い合わせください。
また先日8月終わりに大手webニュース「Gigazine」より下記記事が掲載されています。
「忘れられる権利」によるGoogle検索結果の削除依頼でわかる傾向とは
http://gigazine.net/news/20150828-google-right-to-be-forgotten/
→サイトが削除できない代わりに、検索結果を決めているGoogleに対して権利侵害の申請をすることで「検索結果から削除する」対策というものも最近では周知のことになりつつありますが、それらの成功率はとても低いといえます。
また「忘れられる権利」も欧州の裁判所にて認められた新たな権利であるため、
未だ日本では難しい側面もありますが、徐々に浸透してきているのも事実です。
記事中に登場する下記サイトは米国や欧州のみの適用となりますが、
ネガティブサイトの検索自体をシステムで無償対応し、
結果的にこういった制度への削除申請を円滑に促すためのサービスとなっています。
The Right to be Forgotten online easily | Forget.me
https://forget.me/
このようなサービスを日本国内でも適用できるようにすることはとても有効だと思います。
特に時間がある程度経過したことによる個人の過去の逮捕記事の削除の依頼などは
とても多いです。