ヤフー 検索情報削除の新基準公表 150401
「ヤフー 検索情報削除の新基準公表」2015年3月30日
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150330/k10010032511000.html
http://www.asahi.com/articles/ASH3Z5DK1H3ZULFA027.html
先日のニュースについてですが、
Yahooが検索結果から情報削除の要請に応じる旨のニュースがNHKより更新されました。
これには「Yahooは真摯にこういったインターネットの問題に対応している」とする姿勢のメッセージによるユーザーからの信用性獲得の目的とともに、
「情報を削除することができ、基準も明確に設定した」
というメッセージが窺い知れます。
全体像として、これは正しい方向性であることは認識しており、
表現の自由をもちろん、侵害しない範囲で情報環境を提供しているプロバイダサービス各社にはガイドラインの設定が今後スタンダードになってくるのでは、と推察するところです。
これによって、大きく今後の「削除」に関して、
個人でも対応することが簡単にできつつも、今までよりも徹底した理論展開、起案が必要になってくると思われます。
ただし、ここで意味するところは、大きくは「個人情報に対する削除体制の強化」がメインテーマとなっているため、
他の権利侵害情報の取扱については触れられていません。