忘却の権利
「忘却の権利」「忘れられる権利」という新たな概念が生まれました。
2012年のことになりますが、
仏の元ポルノ女優が自分の名前をGoogleで検索した際に、
過去出演した動画が、多数ヒットするとしてGoogleを訴え、勝訴したという概要になります。
DROIT À L’OUBLI : GOOGLE CONDAMNÉ À DÉSINDEXER AVEC UN GRAND X
http://www.itespresso.fr/droit-a-l-oubli-google-condamne-a-dereferencer-une-ancienne-actrice-porno-51927.html
(※2012年3月 ITespresso記事より引用)
今まではこういった類の問題は、日本国内でも名誉毀損などを訴えることになってきましたが、「忘れられる権利」が主張できるような風潮が出て来そうです。
ただ、本件で敗訴に至ってしまったGoogleも、
そういったことが公になることで一層、対応部署などの強化をしなければならないといった背景を抱えてしまうため、善後策を講じている様子が窺い知れます。
グーグルの反撃で骨抜き「忘れられる権利」
http://www.newsweekjapan.jp/stories/business/2014/07/post-3337_1.php
(※2014年7月 Newsweek記事より引用)
今後も動向が注目される本件です。